英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは5月12日、4月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は3万7171台。前年同月比は30%の大幅増で、引き続きプラスを維持する。
3万7171台の内訳は、ジャガーが5511台を売り上げ、前年同月比は17%増。16か月連続で前年実績を上回る。新型スポーツカーの『Fタイプ』をはじめ、『XF』シリーズと『XJ』シリーズの各2014年モデルを中心に、販売が伸びた。
また、ランドローバーの4月実績は3万1660台。前年同月比は33%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。新型『レンジローバースポーツ』や『レンジローバー』、『イヴォーク』が支持を集める。
ジャガー・ランドローバーの4月市場別実績は、アジア太平洋地域が前年同月比25%増。中国は72%と大幅増が続く。欧州は27%増と回復。地元の英国も24%増と伸びた。北米は19%増。
ジャガー・ランドローバーの2014年1-4月世界新車販売は、16万1947台。前年同期比は12%増だった。ジャガー・ランドローバーの販売担当ディレクター、アンディ・ゴス氏は、「4月販売では、ジャガーFタイプとレンジローバー3車種が新記録。史上最強のラインナップが、世界規模で顧客にアピールしている効果」と述べている。