フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは5月2日、1.2リットル直列4気筒ガソリンエンジンの累計生産台数が、300万基に到達したと発表した。
シュコダは1899年、チェコのムラダー・ボレスラフ工場において、エンジンの生産を開始。現在はシュコダのみならず、アウディやセアトなどフォルクスワーゲングループの小型車用エンジン&ギアボックス生産拠点として稼働している。
同工場の主力エンジンが1.2リットル直列4気筒ガソリンエンジン。シュコダでは『イエティ』などに、このエンジンを搭載。フォルクスワーゲンでは、『ポロ』などにも広く採用されている。
同工場では、この1.2リットル以外に、1.4リットル直4ガソリン、2.0リットル直4ターボディーゼル「TDI」などを製造。今回、2001年から生産が開始された1.2リットル直列4気筒ガソリンエンジンの累計生産台数が、300万基に到達した。生産開始から13年での記録達成となる。
シュコダのMichael Oeljeklaus 生産担当取締役は、「およそ115年に渡り、エンジンを生産してきた。自動車産業において、シュコダは最も長くエンジンの開発・生産を行っているメーカーのひとつ」とコメントしている。