JR西日本は5月11日、関西本線(大和路線)のJR難波(大阪市浪速区)~柏原(大阪府柏原市)間開業125周年を記念したイベントを実施する。
記念イベントはJR難波駅改札前コンコースで、10時から12時30分まで実施。駅長とマスコットキャラクターによるPRと記念撮影会が行われる。参加キャラクターはICカード「ICOCA(イコカ)」の「イコちゃん」、大阪市天王寺区の「ももてんちゃん」、平野区の「ひらちゃん」、八尾商工会議所の「やおっち」、柏原市商工会の「かしぴょん」。
このほか、子供向け制服による記念撮影会、鉄道車両のペーパークラフトと紙製ブックカバーのプレゼント(先着500人)も行われる。また、関連イベントとして5月10日から6月15日までスタンプラリーを実施。同時にJR難波・平野・八尾・柏原各駅で写真パネル展示も行う予定だ。
大和路線は、名古屋(名古屋市中村区)~加茂(奈良市)~奈良~柏原~JR難波間の174.9kmを結ぶ関西本線のうち、加茂~JR難波間の運行系統上の愛称。JR難波~奈良間は明治期に大阪鉄道の路線として建設されており、1889年5月14日に湊町(現在のJR難波)~柏原間が最初の区間として開業した。