【北京モーターショー14】VW、ニュー・ミッドサイズ・クーペ を発表…新型4ドアクーペを提案

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フォルクスワーゲン ニュー・ミッドサイズ・クーペ
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは4月20日、中国で開幕した北京モーターショー14において、『ニュー・ミッドサイズ・クーペ』を初公開した。

ニュー・ミッドサイズ・クーペは、サルーンとスポーツカーを融合した新たな4ドアクーペを提案するコンセプトカー。『パサート』の下に位置する新型スポーツセダンを示唆した1台となる。

ダイナミックなデザインが特徴のボディは、全長4597×全幅1838×全高1422mm。全幅はパサートよりワイドだが、全長は『ジェッタ』よりも短い。ワイドなトレッドや245/40R20サイズの大径タイヤが、安定感を演出。ヘッドライト類には、最新のLED技術が導入される。

室内は、大人5名がくつろげる充分な空間を追求。トランク容量は500リットル(VDA計測法)を確保した。レザースポーツシートには、ボディカラーに合わせて、赤いステッチを添える。ルーフライニングなどは、アルカンターラ仕上げ。

エンジンは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」。最大出力は220psを発生する。トランスミッションは、7速デュアルクラッチ「DSG」で、0-100km/h加速は6.5秒、最高速は244km/hの性能。優れたエアロダイナミクス性能の効果もあり、欧州複合モード燃費は15.6km/リットルを実現している。

《森脇稔》

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