フランスの自動車大手、プジョーは4月20日に中国で開幕する北京モーターショー14に合わせて、『2008』を中国市場に投入すると発表した。
プジョー2008は2013年3月、ジュネーブモーターショー13で発表。全長は4160mmで、欧州Bセグメントサイズの小型クロスオーバー車だ。デザインはパリ、上海、サンパウロのデザインチームが共同で手がけており、都会的で若々しい雰囲気が表現される。
パワートレインは、新世代の3気筒直噴ガソリンエンジンを搭載。欧州などでは、「e-HDi」と呼ばれるディーゼルエンジンも用意される。CO2排出量は最も少ないモデルで、99g/kmと環境性能は高い。
今回、プジョーは北京モーターショー14の開幕に合わせて、2008の中国発売を宣言。この2008で、プジョーは中国Bセグメントでの攻勢を強化。プジョーは世界最大の新車市場の中国のBセグメントにおいて、リーダー的存在になることを目指す。
なお中国では、2008はプジョーブランドを初めて購入する若い顧客がターゲット。プジョーは顧客の平均年齢を、30歳以下と想定している。