フランスの自動車大手、プジョーは4月15日、『2008 DKR』の概要を明らかにした。実車は4月20日、中国で開幕する北京モーターショー14で初公開される。2008 DKR は、プジョーが2015年のダカールラリーへ、25年ぶりに復活参戦するために開発されたラリーマシン。プジョーの新しい小型クロスオーバー車、『2008』をモチーフとしている。現時点では、2008 DKRの画像が公表されただけで、その詳細は北京モーターショーの会場で明らかにされる予定。ただし、タイヤはミシュランの37インチで、直径は940mmという大径タイプを装着。また、駆動方式は2WDになることが発表された。プジョーは2013年6月、米国のパイクスピーク国際ヒルクライムにおいて、8分13秒878の新記録で優勝。その時と同じく、プジョースポール、レッドブル、トタルの3者が、再び最強タッグを結成し、2015年のダカールラリーに挑む。ドライバーには、カルロス・サインツ選手とシリル・デプレ選手を起用。プジョーが公開した2008DKRの画像からは、非常にアグレッシブなデザインが見て取れる。なお、市販車の2008は後部ドアがあるが、2008DKRにはない。2008をモチーフとしたプロトタイプラリーマシンが、2008DKRとなる。
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