ドイツの高級車メーカー、アウディは4月4日、中国(香港を含む)における2014年第1四半期(1-3月)の新車販売結果を明らかにした。総販売台数は、過去最高の12万4520台。前年同期比は21.1%増と、大きく伸びた。販売の主力は、中国吉林省のフォルクスワーゲングループの長春工場で現地生産される『A6L』、『A4L』、『Q5』、『Q3』の4車種。この4車種で2014年第1四半期、10万3113台を販売した。前年同期比は21%増。なおA6LとA4Lは、中国専用のロングホイールベース仕様。中でも、Q5は前年同期比8.6%増の2万5364台を販売。アウディによると、Q5が第1四半期、中国のプレミアムSUV市場において、ベストセラー車に君臨したという。また、ドイツなどからの輸入車は、前年同期比21.7%増の2万1407台を販売。その内訳は、『Q7』や『A8』が中心となる。なおアウディは2013年、中国で前年比21.2%増の49万2000台を販売。アウディは2014年春、フォルクスワーゲングループの広東省仏山市の新工場において、新型『A3スポーツバック』の現地生産を開始したばかり。今夏には、『A3セダン』の現地生産も始まる。同社のルカ・ディ・メオ営業担当取締役は、「この現地生産2車種が、アウディにさらなる成長をもたらすだろう」とコメントしている。
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