【バンコクモーターショー14】バンコクモーターショーはVIPの日からはじまる

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バンコクモーターショー14
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夏に向けて日に日に気温が上昇している灼熱の国タイのバンコクで、3月24日のVIPデーからバンコクモーターショーがスタートした。24日がVIPデー、25日がプレスデーとなり、続く26日から4月6日まで開催される。

入場者数は昨年実績で175万6121人。今年もほぼ同じ数の来場者を見込む。テーマは、「ビューティ in THE ドライブ」。

バンコクモーターショーはOICA(国際自動車工業連合会)の認定を受ける国際的なショーだが、他の自動車ショーと大きく異なるのは会場内で新型車を並べるだけでなく顧客に対して新車の商談や契約をおこなうトレードショーでもあること。昨年は14日間の開催中に、1万341台のトヨタ車をはじめ合計で4万863台の車両を受注している。そこで会場内には、ブースによってはテーブルをたくさんな並べた商談スペースが用意され、各地の販売店から派遣されたセールススタッフが熱い販売合戦を繰り広げているのだ。そして、各メーカーは通常よりも覆い値引きや特別なローン金利優遇などで来場者を刺激し、契約を獲得するというわけである。

また、世界各地のモーターショーは初日がメディアの人間を対象としたプレスデーとなるが、バンコクでは事情が異なる。プレスデーの前に優良顧客を対象とした「VIPデー」があり、各メーカー&インポーターや販売店に招待されたお得意様だけに“特別に”公開するのだ。そんな日程から、お金持ちは社会に優遇されるという、東南アジアの姿を垣間見ることができる。

昨年までは、政府のエコカー政策により購入に際し10万バーツ(約32万円)のキャッシュバックを受けることができたエコカーに人気が集中していた。しかし今年は、その反動でエコカーの販売が縮小。それよりも上のクラスの販売が多く見込まれている。

《工藤貴宏》

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