富士急行はこのほど、JR東日本のICカード乗車システム「Suica(スイカ)」を2015年春から富士急行線に導入すると発表した。首都圏のJR線各駅などから富士急行線の各駅まで、ICカード乗車券での行き来が可能になる。
導入後は、富士急行線の全18駅でSuicaやSuicaとの相互利用サービスを実施しているICカードでの乗り降りが可能になる。同線の各駅ではSuicaカードの発行はしないが、カードへのチャージは一部の駅で可能になるという。チャージサービスの実施駅は有人駅を中心に検討している。
富士急行線の沿線や富士山エリアを走る富士急グループの路線バスでは、一部を除きICカード乗車システム「PASMO(パスモ)」が既に利用できるようになっている。