【日産 スカイライン 発売】欧州プレミアムセダンに対抗する3つの性能

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日産 新型 スカイライン
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日産自動車が2月26日に発売した新型『スカイライン』。56年の歴史の中で13代目となる新型モデルでは、欧州プレミアムセダンに真っ向から対抗するために、性能、品質面を大幅に高めるべく企画・マーケティングにおいてゼロから開発が行われたという。

新型スカイラインで商品企画を担当した日産自動車リージョナルプロダクトマネージャーの寺田美穂氏は、欧州プレミアムセダンを凌駕するレベルになったと自信を示す。同氏は「高いレベルの製品を作ることができたので、これまであまりお付き合いのなかった人にもアピールをしていきたいと考えています。アピールの象徴がインフィニティバッヂなのです」という。

商品コンセプトは”走る度に胸躍る、新時代のプレミアムアスリートセダン”。スカイラインの特徴はどこにあるのであろうか。具体的な中身をみていこう。

1つ目はドライビングプレジャー。新型スカイラインには、日産独自の1モーター2クラッチ方式のハイブリッドシステム「インテリジェントデュアルクラッチコントロール」に加え、ステアリングの動きを電気信号に置き換えタイヤを操舵する世界初のステアリングバイワイヤシステム「ダイレクトアダプティブステアリング」が搭載されている。

2つ目はデザイン。躍動感や高揚感を表現した新型スカイラインのデザインは、先代モデルに比べ全高を10mm落とし、全幅を50mm拡大することでワイド&ローのプロポーションを実現している。寺田氏はこの変更について、今にも動き出しそうな動物的な勢いや筋肉質な印象を演出していると説明した。

3つ目は安全性。新型スカイラインに搭載されている安全支援システムは”全方位型”の安全支援システム。全方位型というのは世界初のシステムであり、これは前方、側方、後方それぞれの安全を支援するシステムを組み合わせることで全ての領域をカバーするシステムとなっている。

寺田氏は「2月末までで4200台のオーダーを頂きました。商談の中では、ハイブリッドであること、高い動力性能と燃費性能、エクステリアデザイン、全方位の安全性能などを評価していただいており、我々がお客様にお届けしたいと思っていたことをきちんと評価していただいて非常に嬉しい」と述べた。

《橋本 隆志》

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