欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー14において、『オクタビア スカウト』を初公開する。
同車は、2012年12月に発表された新型『オクタビア』のワゴン、新型『オクタビア コンビ』をベースに、オフロードテイストを付加した派生車種。いわゆる「スマートオフローダー」セグメントに、シュコダも参入する。
ベース車両のオクタビア コンビに対して、オクタビア スカウトでは、最低地上高を33mm引き上げ。前後バンパー下部はブラックで仕上げ、ブラック樹脂製のフェンダーエクステンションやサイドモールを追加。SUVのようなルックスを追求した。
室内では、3本スポークのマルチファンクション・レザーステアリングホイールを装備。エンジンは全3種類。ガソリンが1、ディーゼルが2ユニットを用意する。
Haldex-5カップリングを使用した最新の4WDシステムが、オフロード走行に対応。シュコダによると、オクタビア コンビに対して、トラクション性能は25%向上。アプローチ/ディパーチャーアングルの最適化により、登坂性能も若干引き上げているという。