英国の名門スポーツカーメーカー、ロータスカーズ(グループロータスの子会社)。2013年6月、二輪事業への参入を発表した同社にとって、最初のプロトタイプが登場した。
これは2月20日、グループロータスの二輪部門、ロータスモーターサイクルズ社が明らかにしたもの。ロータス『C-01』の詳細を発表している。
ロータスモーターサイクルズ社は、グループロータス、レーシングチームのKodewa、ドイツのHolzerグループ、元フォルクスワーゲングループのデザイナー、ダニエル・サイモン氏が共同設立した新会社。同社が、二輪市場へ参入する。
ロータスC-01は、高性能なスーパーバイクとして開発。排気量1195ccの水冷V型2気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力は200psを発生する。トランスミッションは6速。オイルの潤滑はドライサンプ方式とした。
ダニエル・サイモン氏が設計したボディは、斬新なデザイン。カウル部分の仕上げは、さまざまなパターンが選択できるが、全てロータスらしいカラーリング。フレームには、カーボンファイバーやチタンなどの軽量素材を使用。F1マシンにも使われている航空宇宙用のスチール素材も採用される。乾燥重量は181kg。
なお、ロータスC-01の生産は、グループロータスからライセンスを付与されたKodewaが行う。今後、限定100台を生産に移す計画だ。