韓国のキアモーターズ(起亜自動車。以下、キア)は2月13日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー14において、新開発のハイブリッド技術を初公開すると発表した。
このハイブリッド技術は、キアの欧州R&Dセンターが開発を担当。将来、キアの市販車に搭載することを前提にしたハイブリッドとなる。
システムは小型のモーターに、バッテリー(二次電池)として48Vのカーボン電池を組み合わせて構成。このバッテリーは、低速域において、モーターのトルクを引き上げる役割を果たす。
また、低速時や負荷の少ない巡航時には、モーターのみで走行するEVモードを採用。減速時のエネルギーをバッテリーに蓄える機能も備える。
キアはすでに、主力ミドルセダンの『オプティマ』に市販ハイブリッド車を設定。ジュネーブモーターショー14で初公開する新開発のハイブリッド技術は、次世代のシステムとなりそうだ。