日産自動車とニスモは、GTアカデミー出身のヤン・マーデンボローが、F1の下部カテゴリーであるGP3に、アーデン・インターナショナルチームから参戦すると発表した。
マーデンボローは、2011年の日産/プレイステーションGTアカデミー勝者。ここ2シーズンはSUPER GT、ル・マンプロトタイプ、シングルシーターと複数のカテゴリーに参戦し活躍を見せてきた。
参加するアーデン・インターナショナルは、GP3選手権を何度も制している強豪チーム。最近では、ロシアのレーサー、ダニール・クビアトを2013年のGP3チャンピオンに導いており、そのクビアトは2014年、トロロッソからF1に参戦することが決まっている。
GTアカデミーは、日産のドライバー育成プログラムとして、卒業生をバーチャルの世界から現実のレースコースでも活躍できるように育てることが重要な役割。マーデンボローは今後、インフィニティ・レッドブル・レーシングで専用の育成プログラムを受けるなど、その才能に磨きをかけていく。