米国を代表するスポーツカー、GMのシボレー『コルベット』。同車の博物館が、前代未聞のアクシデントに見舞われた。
これは2月12日、米国ケンタッキー州の「国立コルベット博物館」での出来事。博物館の床が突然陥没し、展示車両が飲み込まれるという事態が起きている。
この事故は、2月12日の早朝、5時44分に発生。博物館内の「スカイドーム」と呼ばれる展示エリアで、警報音が鳴り、警備員が駆け付けたところ、床に大きな穴が開いているのを確認したという。
地元の消防局によると、穴の大きさは推定で直径が12m、深さは7.6‐9m。幸いなことに、博物館は開館前だったため、負傷者はいなかった。なお、陥没の原因は現在、当局が調査中。
この穴に、博物館の展示車両8台が飲み込まれた。この8台の中には、1962年式の『ブラックコルベット』や1984年式『PPGペースカー』、GMから借り受けていた1993年式『コルベットZR-1スパイダー』など、貴重なモデルが含まれている。