ドイツの自動車大手で、高級車のメルセデスベンツを擁するダイムラーは2月6日、従業員に特別ボーナスを支給すると発表した。
これは同社の2013年通期(1-12月)の決算において、純利益が過去最高の87億ユーロ(約1兆2130億円)になったことを受けてのこと。前年実績に対して、28%もの増益を達成している。
ダイムラーによると、4月の給与に、500ユーロ(約7万円)の特別ボーナスを上乗せして支払う予定。ダイムラーの13万人以上の従業員が対象になる。
ダイムラーのWilfried Porth取締役は、「2013年、我々の従業員の特別な努力が、優れた業績の実現に大きな役割を果たした」とコメント。
ダイムラーのErich Klemm労働組合代表は、「従業員の生み出した利益を分け合うだけでなく、従業員の特別な努力に報いることで合意したのは、喜ばしい限り」と述べている。