ダイムラーの2013年通期決算、純利益は28%増…過去最高

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新型メルセデスベンツ Sクラス
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ドイツの自動車大手、ダイムラーは2月6日、2013年通期(1-12月)の暫定決算を明らかにした。

同社の発表によると、メルセデスベンツなどグループ全体の売上高は1180億ユーロ(約16兆3640億円)。前年の1143億ユーロに対して、3.2%の伸びを示した。また、純利益は過去最高の87億ユーロ(約1兆2065億円)。前年実績の68億ユーロに対して、28%もの増益だ。

2013年の世界新車販売台数(メルセデスベンツやスマート、商用車を含む)は、前年比7%増のおよそ235万台。このうち、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)は、年間販売の新記録となる146万1680台。前年比は10.7%増だった。

ブランド別では、メルセデスベンツが156万2472台を販売。前年比は9.7%増となった。スマートは10万0792台にとどまり、前年比は2.8%減とマイナスに転じる。

「2013年の年初は、それほど良くなかったが、非常に優れた業績で一年を終えた。努力は報われた」と述べるのは、ダイムラーのディーター・ツェッチェ取締役会会長。「ダイムラーは大変良い状態。将来への見通しが、全ての部門で野心的な目標を達成すると確信できる理由」とコメントしている。

《森脇稔》

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