JR九州と佐賀県唐津市は2月4日、唐津線や筑肥線で2013年秋に運行したラッピング列車「中島潔ふるさと列車」について、2月から3月にかけて再び運行すると発表した。デザインも変更する。
唐津市は2013年秋から、唐津出身の建築家で東京駅の丸の内駅舎を設計したことでも知られる辰野金吾と、同じく唐津出身の画家で「風の画家」として知られる中島さんにスポットをあてた事業を展開。その第1弾として中島さんの絵画によるラッピング列車を10月から11月にかけて運行した。
第2弾となる今回は、「唐津のひいな遊び(唐津ひな祭り)」が2月22日から3月9日まで開催されることから、「ひなまつりに合わせ子どもの絵を印象的に配置」(JR九州)したデザインにする。運行期間は2月10日から3月上旬まで。西唐津~佐賀間と西唐津~伊万里間で運行する。
また、「ひいな遊び」初日の2月22日には、唐津駅をスタート地点とするウオーキングイベントが行われ、これにあわせて「中島潔ふるさと列車」の見学会も同駅4番線ホームで開催される。開催時間は12時30分~13時10分と14時~14時40分の2回で、ウオーキングイベントに参加しなくても見学は可能。ウオーキングイベントの受付で見学券を無料で配布する。