1月のホンダ米国販売、2.1%減…アキュラのSUVは販売新記録

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新型アキュラ MDX
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ホンダの米国法人、アメリカンホンダは2月3日、1月の新車販売の結果をまとめた。総販売台数は9万1631台。前年同月比は2.1%減と、前年実績を2か月ぶりに下回った。

ホンダブランドの乗用車系では、2012年秋に発売した新型『アコード』が、2万0604台を販売。前年同月比は13.9%減と、2桁の落ち込み。『シビック』も大幅改良を受けた2013年モデルが2万1824台を売り上げたものの、前年同月比は0.3%の微減。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力車種の『CR-V』が、1万8232台を販売。前年同月比は2.4%増と、堅調だった。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』も、7879台を販売。前年同月比は16.6%増と、2桁増を達成。中型SUVの『パイロット』は、15.9%減の6224台と落ち込んだ。

アキュラブランドでは、主力セダンの『TL』が前年同月比8.6%減の1368台。『TSX』も32.7%減の893台、『ILX』も25.7%減の1157台と、セダン系が軒並み減少。唯一、2013年春に発売したホンダ『レジェンド』後継車の『RLX』が、前年実績の32倍の420台を登録した。

一方、アキュラブランドのSUVは、1月の新記録。『RDX』が9.7%増の2730台と、21か月連続で増加。2013年にモデルチェンジした『MDX』は、64.7%増の4241台を販売する。

「CR-V、アコード、シビックの3車種合計で、初の30万台以上を売り上げるなど、2013年の販売は好調だったが、1月の寒波が販売を少し押し下げた」と話すのは、アメリカンホンダのジョン・メンデル副社長。「2014年モデルの『シビックSi』や新型『フィット』が発売される今後は、見通しが明るい」と述べている。

《森脇稔》

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