ルノー・ジャポンから発表されたルノー『キャプチャー』は、2トーンやカラフルなボディカラーが特徴だ。
同社マーケティング部商品・広報グループチーフマーケティングマネージャーのフレデリック・ブレンさんは、キャプチャーの生産工場について、「スペインのヴァラドリッド工場で生産する。ここは、『トゥイージー』も作っている工場だ」と述べる。
ここが生産工場に選ばれた理由のひとつは塗装にあるという。「キャプチャーは2トーンを採用しており、この工場が2トーンなどの塗装が得意なところなので選択されたのだ」(ブレンさん)。
また、キャプチャーには日本独自の呼び名に変更された、南プロヴァンス地方をイメージするボディカラーが2つある。まずオランジュルシヨンという名前のオレンジ色だ。ブレンさんは、「フランスの南、プロヴァンス地方にルシヨンという小さな街がある。ここでは、地元の土を使って家々を建てるので、全ての壁と瓦がオレンジなのだ。そこから、オランジュルシオンと命名した」という。
もう1色は、「ブルーメディテラネというカラーで、メディテラネは地中海の意味。これも南プロヴァンスとリンクさせている」とし、特徴のあるカラーと呼び名について語った。