GMの車載テレマティクス、オンスター…中国の加入者が70万人に到達

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GMのオンスターの中国コールセンター
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米国の自動車最大手、GMは1月9日、中国での車載テレマティクス、「オンスター」の加入者が70万人に到達したと発表した。

オンスターは、米国市場における車載テレマティクスの草分け的存在。中国ではGMの子会社のオンスター社、上海汽車、上海GMの3社が2009年10月に合弁設立した上海オンスターテレマティクス社が、サービスを提供している。2009年12月、オンスターの搭載車として、キャデラック『セビルSLS』が顧客に引き渡された。これが、中国でのオンスターの始まり。

中国でのサービスは、緊急通報、遠隔操作によるドアロック解除、盗難車追跡など、16のメニューを用意。キメ細かいサービス内容が評価され、加入者数は増加している。

今回、中国でのオンスターの加入者が、70万人に到達。2011年2月、中国の加入者数が20万人に届いたオンスターだが、それからわずか3年で、加入者数は3.5倍に急増した計算。

オンスターの全世界での累計加入者数は、およそ670万人以上。上海オンスターテレマティクス社のDiane Jurgensマネージングディレクターは、「この1年で中国のオンスター加入者は40%近く増加した。この分野のリーダーとして、オンスターの機能やサービス品質の向上に努めてきた」と語っている。

《森脇稔》

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