GM「オンスター」、事故データ分析で救命率向上…重傷度予測システム導入 

GMがオンスターサービスに事故重傷度予測システム(ISP)を導入(イメージ)
  • GMがオンスターサービスに事故重傷度予測システム(ISP)を導入(イメージ)

GMは、緊急時の通報などが行えるオンスターサービスに、事故重傷度予測システム(ISP)を導入したと発表した。救急対応の効率化を図っている。

オンスターは既に緊急通報に数秒で応答しているが、新たに高度な分析技術を活用して事故の重傷度を瞬時に評価し、必要な医療ケアを予測する機能を追加した。GMは米国で唯一専用の緊急通報センターを持つ自動車メーカーとして、救急隊員により明確で迅速な情報提供を実現している。

2024年、オンスターのアドバイザーは救急医療、警察、消防の支援が必要な約4万件の緊急派遣を完了した。


《森脇稔》

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