アウディジャパン 新車販売前年比19%増、さらなる成長目指す“2014年戦略”とは

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アウディジャパン 新車販売前年比19%増、さらなる成長目指す“2014年戦略”とは
  • アウディジャパン 新車販売前年比19%増、さらなる成長目指す“2014年戦略”とは
  • アウディジャパン代表取締役 大喜多寛氏
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  • アウディジャパン代表取締役 大喜多寛氏
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日本では19%プラス成長 世界販売台数では8.5%「157万台を達成」

1月14日、渋谷ヒカリエにてアウディジャパン新春発表会が行われた。ここアウディジャパンの2013年新車販売台数19%プラス成長が報告された。

また、2013年アウディはワールドセールスでも2年前倒しで販売目標を達成している。世界販売台数は前年比8.5%プラス成長し157万台を突破。さらなる飛躍にむけ投資面では2014年~2018年間で約3兆2000億円(220億円ユーロ)かけた技術開発をすすめるという。

世界販売で順調に拡大を続けるアウディだが、日本市場でも販売台数のさらなる上上積みを狙っている。アウディジャパンは2014年アウディ初の3万台を目指す。

ではそのための具体的戦略とはどのようなものだろうか。2014年アウディジャパンの成長戦略に迫った。

アウディジャパン代表取締役大喜多氏いわく、14年のビジネステーマは「成長と拡大」。「成長」とは過去してきた戦略を維持しながら未だ挑戦したことのなかった戦略も始めること、と説明。このうち強調して述べられていたのはハイエンドモデルの拡大と顧客サポートの拡充だ。

成長のキーはハイエンドモデルか… 『A8』など投入予定

14年の予定としてハイエンドモデルを展示できる12台以上の店舗を増やすことを発表。年末までに113店舗を目指すという。その上で「“成長ハイエンド”である『A6』『A7』『A8』モデルをビジネスとして拡大予定だ」(大喜多氏)という。
プロモーション面では「スポーツとカルチャー、をテーマに様々な場面でアウディを知っていただきたい。」と語る(大喜多氏)。『A3』シリーズの通年での寄与など量販モデルと上級セグメントの両輪でさらなる規模拡大を狙う構えだ。

◆オンラインアシストを全モデル対応へ

加えてアウディジャパンが14年成長するために大切にしたい点に「買っていただいたお客様へのCS(顧客満足度)向上」が挙げられた。

双方向でインターネットを通じて担当者が疑問にこたえる、オンラインアシスタントが去年スタートした。今年はこれを全モデルに対応できるよう拡充する」という(大喜多氏)。よりインタラクティブな顧客との対話を目指すという。

《北原 梨津子》

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