福島県郡山市にあるWiz国際情報工科大学校は「東京オートサロン2014」にマツダ『ロードスター』を改造した「ROD」を出展した。ホットロッドをイメージしたその車はまったくロードスターの面影はない。
「フレームを全部切断し、新しくフレームをつくり直しました。これが特に難しかったです」と製作者の学生は話す。昨年の6月から学生9人で改造を開始し、毎日夜中の10~12時まで作業を重ねた。そして完成したのがクリスマス前の12月23日。「みんなで鍋パーティをして祝った」そうだ。
9人の学生がアイデアを出し合い、試行錯誤を繰り返したRODは、あくまで今回のオートサロンに展示するためにつくった車で、公道を走ることはできないそうだが、納得がいくものに仕上がって満足している様子だった。