メルセデスベンツの米国法人、メルセデスベンツUSAは1月3日、2013年の米国新車販売の結果を公表した。スマートや商用車を含めた総販売台数は、新記録となる34万3614台。前年比は12.6%増と、2桁増を達成する。
乗用車系では、米国におけるメルセデスベンツの入門車、『Cクラス』が、セダンがモデル末期ながら、前年比8%増の8万8251台と健闘。『Eクラス』は、改良新型モデルの投入により、7.1%増の6万9803台を売り上げる。『Sクラス』も新型投入の効果が出て、前年比12.8%増の1万3303台と好調。
スポーツカーでは、『SLクラス』が前年比43%増の7007台を販売。『SLKクラス』は3.5%増の4757台と堅調。スーパーカーの『SLS AMG』は、43.6%減の451台と後退した。
SUV系では、主力の『Mクラス』が、前年比8.5%増の4万1326台と牽引。そのロングボディ版の『GLクラス』は、14.9%増の2万9912台と、2桁の伸び。『GLKクラス』も、10.9%増の3万2553台と好調。
メルセデスベンツUSAのスティーブ・キャノン社長兼CEOは、「2013年はメルセデスベンツにとって、信じられないような1年。全ラインナップが顧客に支持され、販売新記録を打ち立てた」とコメントしている。