トヨタのプレミアムクロスオーバーSUV『ハリアー』が10年ぶりにフルモデルチェンジを遂げた。海外ではレクサス『RX』として販売されてきた先代から一転、レクサスと袂を分かった3代目は国内専用車として開発された。パノラミックビューモニターやレーンディパーチャーアラートなどトヨタ初の装備を採用し、先進性をアピール。高級感を前面に押し出したデザインや静粛性・安定性など乗り心地にもこだわりが見られる。ガソリンモデルには2.0リットル直列4気筒エンジンを採用。最高出力151ps、最大トルク19.7kgmを発揮するユニットは、2WD仕様で16.0km/リットル(JC08モード)の燃費を達成する。一方ハイブリッドモデルは2.5リットルエンジンとハイブリッドシステムの組み合わせにより、走行燃費21.8km/リットル(JC08モード)を達成した。発表から1か月の時点で、受注が月販目標の約8倍となる約2万台に達するなど、動力性能と環境性能の両立に期待が集まっている。◆多くの期待に応えた発表予告トヨタ、ハリアー の復活を予告次期型 ハリアー 異例の発売予告、トヨタ「お客様からの問い合わせを多数受けた」◆特徴残しつつも、洗練されたデザインに随所に先代モデルのエッセンスがちりばめられたデザインダークスーツを選ぶ感覚でボディカラーを選ぶ3世代目は国内専用モデルに[写真蔵]モデリスタは2種類のエアロキットを用意[写真蔵]◆11月に発表、市場の反応も上々HVモデル、カタログ燃費21.8km/リットル達成 「多様なライフスタイルに応えるクルマ」有元CE1か月で2万台を受注…月販目標の8倍◆HVモデルは2014年1月15日より発売ハイブリッドモデルは電気式4WDシステムを採用[写真蔵]ハイブリッドシステムは、カムリをベースに【試乗】システム出力197馬力で走りは活発…諸星陽一【試乗】クールな佇まいに見合う洗練された走り…島崎七生人