【ホンダ ヴェゼル 発表】伊東社長「市場を切り開く"新しい価値観"に期待」…シリーズ目標台数10万台上乗せ

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ホンダ 伊東孝紳社長(ホンダ ヴェゼル 発表会)
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  • ホンダ ヴェゼル 発表会
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  • ホンダ 専務執行役員 峯川尚氏(ホンダ ヴェゼル 発表会)
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ホンダは12月19日、新型SUV『ヴェゼル』の発表会を都内で行った。

同車は、今年9月に国内投入した新型『フィット』のシリーズ展開モデルであり、グローバルコンパクトシリーズ第二弾として全世界に投入される。国内での月間目標販売台数は4000台。

発表会に出席した伊東孝紳社長は「早い段階から世界の全地域が開発に参加することで、グローバルでの高効率な設計、調達、生産体制を実現できた。来年以降もそれぞれが違った個性を持つコンパクトカーを投入していく。2016年までに全世界でシリーズ合計160万台の販売を達成したい」と述べた。

これまでは150万台を目標と掲げていた伊藤社長。10台上乗せされた理由については「勢いで(160万台と)言ってしまったが、フィットの好調とヴェゼルの新しい価値観がSUV市場を大きく切り開くのではないかという当初からの期待によるもの」と話した。

ハイブリッド比率については、フィット発売以来需要が高まっており、現在初期の受注状況では90%ほどをHV車が占めるという。日本営業本部長の峯川尚専務執行役員は、「ヴェゼルはリアルタイムAWDを搭載した新しいHV車。これで雪国の方やより環境に優しく走りたいという方の希望にも応えることができる。中国や北米などグローバルでも同じ仕様で展開する」とコメント。

さらに、販売目標台数に関しては「少ないという印象かもしれないが、我々にはSUVカテゴリにおいて継続して売れているモデルがなく、そこにきちんと定着できるかどうかは慎重な姿勢で臨まなければならない。燃費や質感など様々な魅力を訴求し、新しい道を開いていけるかどうかを見極めていく」(峯川専務)とした。

《吉田 瑶子》

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