ホンダの米国法人、アメリカンホンダは12月15日、アキュラブランドの最上級セダン、『RLX』(ホンダ『レジェンド』後継車)の2014年モデルについて、リコール(回収・無償修理)を実施すると発表した。
今回のリコールは、リアサスペンションの不具合が原因。アキュラによると、工場での組み立て工程において、リアサスペンションを固定する8本のボルトの1本から数本に、締め付けが不十分な車両があり、ボルトが脱落した場合、事故につながる恐れがあるという。
対象となるのは、アキュラRLXの2014年モデルで、米国で販売された7387台。
アキュラは、対象車を保有する顧客に連絡。対策部品が用意でき次第、リコール作業に着手する予定だ。作業はアキュラ販売店で点検を行い、必要があればボルトを交換する内容。
なお、アメリカンホンダは、「この不具合による事故や負傷者の報告は受けていない」とコメントしている。