インディカーは12月13日、ライアン・ブリスコーが正式にチップ・ガナッシ・レーシングに4人目のドライバーとして合流し、2014年度インディカーシリーズにNTTデータのNo.8の車でフル参戦することを発表した。
ブリスコーは12月5日に、妻のニコールとの間に最初の子供であるフィンリー・エバースを迎えたばかりで、それに続く素晴らしいニュースに笑顔をこぼすこととなった。
「僕は自分が今最高に幸運な男だと感じている。僕が最初に運転したインディカーの車は、2004年のフェニックスでのチップ(ガナッシ)のものだった。それ以来、僕のキャリアはジェットコースターに乗ったようなものだったが、多くの素晴らしい経験を積み、多くの優れた車を運転して、遂にチームに戻れたことに優るものは無い。チームメイトと共にチームに合流するのが待てないくらいだ。来シーズンはきっと信じられないような年となるだろう」とブリスコーは語った。
オーストラリアのシドニーを故郷とする32才のドライバーであるブリスコーは、2012年までにインディカーでの7度の勝利を飾り、2009年にはチャンピオンシップのスタンディングで3位となり、2012年にはインディアナポリス500マイルレースのポールポジションを獲得した。