ソニー・コンピュータエンタテインメントが12月5日に発売する「PlayStation3」用ゲームソフト、『グランツーリスモ6』。これに合わせて、レッドブルから仮想空間上のレーシングカーが、進化して登場した。
これは12月2日、スペインのロンダで開催された『グランツーリスモ6』の発売記念イベントで明らかにされたもの。レッドブル『X2014』が初公開されている。
『グランツーリスモ6』では、コラボーレーションプロジェクト、「Vision Gran Turismo」を実施。世界的な自動車メーカーやブランドが、グランツーリスモのために車をデザインする企画だ。
参加ブランドは、アルファロメオ、アルピーヌ、アストンマーチン、アウディ、ベルトーネ、BMW、イタルデザイン・ジウジアーロ、GMデザイン、ホンダ、インフィニティ、メルセデスベンツ、日産、プジョー、SRT(クライスラー)、フォルクスワーゲン、ザカートなど。『グランツーリスモ6』内では、これらの車のバーチャルな走行を楽しむことができる。
「Vision Gran Turismo」の1台となるレッドブルX2014は、2010年の『グランツーリスモ5』発売と同時発表されたレッドブル『X1プロトタイプ』(『X2010』)の進化バージョン。X2010は、「グランツーリスモ」とレッドブルの鬼才、エイドリアン・ニューイ氏のコラボレーションで、地球最速の車をテーマに掲げていた。
『グランツーリスモ6』のレッドブルX2014では、異なる性能の3台のシリーズとして登場。コンパクトなエントリーフォーミュラといえる「ジュニア」、コンベンショナルなサスペンションとエアロダイナミクスの「スタンダード」、アクティブサスペンションとファンカー構造によって究極のダウンフォースと速さを追求した「ファンカー」の3種類となる。
グランツーリスモによると、プレイヤーは「レッドブルXチャレンジ」に参加することで、F1ドライバーのセバスチャン・ベッテル選手の指導を受けながら、フォーミュラーカーのドライビングテクニックを習得できるという。