日産自動車は11月28日、『アトラス』などのエアコンコンプレッサに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、日産『アトラス』、いすゞ『エルフ』、UDトラックス『コンドル』、三菱『ふそうキャンター』の4車種で、2012年12月24日~2013年7月15日に製造された3014台。
エアコンコンプレッサにおいて、プーリ部のアーマチュア(エアコンコンプレッサとプーリを断続する円盤)を成形する際の型が不適切なため、強度が不足しているものがある。そのため、使用過程で当該アーマチュアが脱落してエアコンが効かなくなり、最悪の場合、当該アーマチュアが路上に落下するおそれがある。
全車両、当該エアコンコンプレッサを良品と交換する。
不具合発生件数は9件で、車両生産工場からの情報により発見した。
事故は発生していない。