ヒュンダイ、ジェネシス 新型を初公開…プレミアムセダンに2代目登場

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新型ヒュンダイ ジェネシス セダン
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韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は11月26日、韓国において、新型『ジェネシスセダン』を初公開した。

現行ジェネシスセダンは2008年1月、ヒュンダイ初のプレミアム後輪駆動セダンとして誕生。米国市場では、BMW『5シリーズ』、メルセデスベンツ『Eクラス』、アウディ『A6』、レクサス『GS』やなどと競合。この6年間のグローバル累計販売台数はおよそ25万台と、成功を収めている。

ヒュンダイは新型ジェネシスセダンの開発に、5000億ウォンを投資。開発テーマは、「世界に通じるプレミアム後輪駆動セダン」。プレミアムかつ個性的なデザイン、クラス最高性能のシャシー、欧州プレミアムブランドに匹敵するハンドリング性能などを追求した。

新型ジェネシスセダンのデザインは、ヒュンダイのデザイン言語、「Fluidic Sculpture(流れるような彫刻)」を、さらに進化。フロントにシングルフレームグリルが与えられたのが特徴で、ボディ全体のラインも先代よりも、いっそう流麗に。ヒュンダイはこのデザインを「Fluidic Sculpture2.0」と呼ぶ。ボディサイズは全長4990×全幅1890×全高1480mm、ホイールベース3010mm。

ホイールベースは、先代比で75mm延長。その効果で、室内はとくに後席のゆとりが増した。ヒュンダイによると、クラスで最も広い室内空間を実現しているという。

韓国仕様の搭載エンジンは、ガソリン4種類。V型6気筒は、排気量が3.0リットル、3.3リットル、3.8リットルの3種類。V型8気筒は、排気量5.0リットルとなる。5.0リットルV8は、最大出力425ps/6000rpm、最大トルク53kgm/5000rpmを発生。トランスミッションは8速ATと組み合わせられ、最高速は240km/hの実力。

新型ジェネシスには、初の4WD、「HTRAC」を設定。HTRACでは、路面や走行状況に応じて、前後アクスルの間で駆動トルクを最適に配分する。ヒュンダイによると、滑りやすい路面やコーナーでの走行安定性を高めているという。

《森脇稔》

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