イタリアの自動車大手、フィアットの米国法人、フィアットブランドノースアメリカは11月19日(日本時間11月20日未明)、米国で開幕するロサンゼルスモーターショー13において、フィアット『500L』のアートカーを初公開する。
このアートカーはフィアット500Lをベースに、イタリアのアーチスト、Nicola Verlato氏が手がけるもの。すでに完成した車両を展示するのではなく、ロサンゼルスモーターショー13のブースで、フィアット500Lのインテリアをキャンバスに、実際にアートを描く。
彼の作品は、ルネサンス期のフレスコ画法の影響を強く受けたもの。「フィアット500Lイタリアン・マスターピース」と題したこのイベントは、ロサンゼルスモーターショー13の開催期間中、合計6回実演される。
なお、アートが描かれるフィアット500Lは、赤いボディカラーで、内装色はタン/ダークグレー。シートは取り外されており、特別なフロアを設置している。
フィアットブランドのオリバー・フランソワ代表は、「フィアットブランドはイタリアのスタイル、デザイン、文化の象徴。イタリアン・マスターピースでは、世界最古のアートのひとつをフィアット500Lに表現する」と語っている。