英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは11月12日、10月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、10月としては過去最高の3万4101台。前年同月比は35%増と、2桁増を維持している。
3万4101台の内訳は、ジャガーが5750台を売り上げ、前年同月比は91%増と、10か月連続の前年実績超え。『XF』シリーズと『XJ』シリーズの各2014年モデルを中心に、販売を伸ばした。
また、ランドローバーの10月実績は2万8351台。前年同月比は28%増と、8か月連続で前年実績を上回った。新型『レンジローバースポーツ』や『レンジローバー』が好調。『レンジローバー イヴォーク』も前年同月比23%増と支持を集めた。
ジャガー・ランドローバーの10月市場別実績は、アジア太平洋地域が前年同月比41%増。中国は56%と大幅増が続く。欧州は12%増と回復傾向。北米は51%増、地元の英国は20%増。
ジャガー・ランドローバーの2013年1-10月世界新車販売は、34万2834台。前年同期実績に対して、18%の伸び。ジャガー・ランドローバーの販売担当ディレクター、アンディ・ゴス氏は、「史上最高の充実したラインナップにより好調な販売が持続。世界の主要市場の全て、販売を伸ばした」と語っている。