日産自動車が、中東などの海外市場で販売しているSUV、『パトロール』。同車の先代モデル(日本名:『サファリ』)を、ユニークにカスタマイズした車両の映像がネット上で公開され、再生回数が130万回を超えている。
このカスタマイズカーを手がけたのは、ドバイに本拠を置く「キングオブカスタムガレージズ」社。そのハイライトは、車両の室内中央に、ステアリングホイールを移設した点だ。
このサファリ、運転席にステアリングホイールはない。後席のドアを開けると、ステアリングホイールが現れる。リアシートに座って運転するのが、とても斬新。
もちろん、ステアリングホイールだけでなく、アクセルやブレーキペダル、オートマチックセレクター、メーター類など、運転に必要な装置も後席に移設。リアシートは、1名がけに改造されている。
また、ドアミラーの代わりに、カメラを装着し、後方の視界を確保。実際に車両を動かしているシーンでは、後部がスモークガラスのために、まるで無人走行しているかのようだ。