ホンダの米国法人、アメリカンホンダは9月18日、米国向けの『オデッセイ』(日本名:『ラグレイト』)とアキュラ(ホンダ)『MDX』の2車種について、リコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
今回のリコールは、SRSエアバッグの不具合が原因。エアバッグのコントロールユニットに不具合があり、事故を起こしていないのに、エアバッグが展開する恐れがあるという。
対象となるのは、オデッセイが2003-2004年モデルの約31万8000台。アキュラMDXが2003年モデルの約5万6000台。合計で約37万4000台が該当する。
アメリカンホンダは対象車を保有する顧客に連絡。交換部品が用意でき次第、リコール作業を行う方針。この作業は、エアバッグのコントロールユニットに、電気的なノイズフィルターをインストールする内容。
なお、アメリカンホンダは、「この不具合による事故の報告は受けていない」と説明している。