フランスの自動車大手、ルノーは9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー13において、コンセプトカーの『イニシャル パリ』(『Initiale Paris』)を初公開した。ルノーの上級ミニバンには、『エスパス』がある。現行エスパスは4代目モデルで、2003年に登場。すでにデビューから10年が経過しており、モデルチェンジのタイミングを迎えている。イニシャル パリは、次期エスパスを提案したコンセプトカー。ボディサイズは、全長が4850mm。ルノーの最新デザイン言語を、フロントマスクに反映。足元は22インチの大型ホイールで引き締める。フェンダーをはじめ、流麗なボディラインが特徴。室内では、フローティングタイプの独立4シーターが目を引く。天井にはシェード付きのガラスルーフを装備するなど、プレミアムな仕上げ。ルノーによると、プライベートジェットを意識したという。ルノーのデザインを統括するローレンス・ヴァン・デン アッカー副社長は、「イニシャル パリは、ルノーのデザイン戦略に基づく6台のコンセプトカーの1台。エスパス後継車を示唆した」と語っている。
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