【フランクフルトモーターショー13】開幕…欧州市場の立ち直り占う東京モータショー前哨戦

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フランクフルトモーターショー13
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今回で65回目を迎えるフランクフルトモータショーが開幕した。ギリシャやスペインの経済不振で景気低迷にあえぐ欧州だが、北米事業の好調もあって自動車メーカーは元気だ。欧州圏内の自動車市場も徐々に力強い歩みを取り戻しつつある。

今回のフランクフルトモータショーの注目どころをいくつか挙げていこう。小排気量ガソリンターボ/ディーゼル/EV/HVというパワートレーンの多様化はここ数年継続してきた流れだがとりわけPHV(プラグインハイブリッド)のコンセプト/市販予定車の充実ぶりが顕著だ。

まず国産メーカー。トヨタ『ヤリス ハイブリッド-Rコンセプト』は、直噴1.6リットル直列4気筒ターボに、2個モーターを組み合わせたハイブリッドシステムはシステム合計で414psを発揮する。また、レクサス『LF-NX』は、『RX』の弟分とも呼ぶべきコンパクトSUVコンセプトだ。

ホンダはFFでニュル最速を目指す『シビック タイプRコンセプト』を初披露する。レコードを保持するルノー『メガーヌRS』に対抗するため、300psを発揮するターボの搭載が噂されているが、真相はいかに。また、シビックのステーションワゴン版『ツアラー』の登場も予告されている。

日産はプレミアムCセグメントへの参入表明ともとれるインフィニティ『Q30』に加えて、『デュアリス』後継モデルのコンセプトモデルが登場する。

マツダはユーラシア大陸横断のテストドライブをフランクフルトで終えた『アクセラ』がモーターショー初登場。ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドの3パワートレーンがラインナップすることを明らかにしているが、ハイブリッドもショーで披露されるだろうか。

スバルは、ジュネーブにも登場したディーゼルPHV『ヴィジヴ』に加えて、ファン待望の『WRXコンセプト』がついに初お披露目となる。

輸入車はやはりお膝元のドイツメーカーが積極的だ。

メルセデスは『CL』の後継と目される『Sクラス クーペ』のコンセプトモデルが登場予定。このほか、『Aクラス』をベースにSUV仕立てとした『GLA』や『CLA45AMG レーサー』なども注目だ。

BMWはPHVスポーツの『i8』、先頃新型が登場した『X5』をベースにした『M50d』やPHVモデルに関心が集まる。

VWは歴代最強の300psを手に入れた『ゴルフ R』に加えて、『e-ゴルフ』『e-up!』などのEV攻勢が見もの。アウディはシステム出力700psを誇るPHVスーパーカーの『スポーツ クワトロ コンセプト』を発表する。

ジャガーはSUVの『C-X17』を公開するほか、ランドローバーは『ディスカバリー』のフェイスリフトモデルが最大の話題。

スーパーカー陣営の動きにも注目したい。フェラーリは『F355』『F360』時代の「チャレンジストラダーレ」、『F430』の「スクーデリア」というパフォーマンスモデルの伝統を引き継ぐ『458スペチアーレ』を発表する。4.5リットルV型8気筒ガソリンエンジンという形式は不変ながら605psにまでパワーアップ、車重は1290kgにすぎない。ランボルギーニはまもなく生産終了を迎える『ガヤルド』に究極のファイナルバージョンとも呼べる「LP 570-4 Squadra Corse」で花道を飾る。

日本のクルマファンにとっては、フランクフルトショーは、東京モーターショーの前哨戦とも言うべき重要なショー。ここでワールドプレミアを飾ったモデルの多くは、2か月後には東京でもお目にかかれるはずだ。
《北島友和》

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