セバスチャン・ベッテルがF1イタリアGPでの勝利により、4年連続王者獲得へ前進した。
ベッテルはフェラーリの地元のモンツァでフェルナンド・アロンソを抑え、レッドブルの同僚であるマーク・ウェバーもフェリペ・マッサとの3位争いに勝利することとなった。
来シーズンのフェラーリのシートの確保が危ぶまれるマッサの来季残留か否かの決定は、数週間以内にされる予定である。
ベッテルは彼がF1初勝利を獲得したモンツァで3度目の勝利を手にしたが、イタリアのファン達は表彰台に立った彼に大きなブーイングを贈った。
メルセデスのルイス・ハミルトンは12番手のスタートからスローパンクチャーによってさらに後退したが、最後には9位までの追い上げを見せた。
この結果によってチャンピオンシップの争いは事実上、ベッテルと53ポイント差を持つ2位のアロンソとの2人の争いとなり、メルセデスのハミルトンにとって追い上げは不可能に近い。
ドライバー達は欧州を旅立って、2週間後のシンガポールGPへの準備を進めることとなる。