ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは9月2日、『パナメーラ ディーゼル』に新エンジンを搭載すると発表した。実車は9月10日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー13で初公開される。
パナメーラ ディーゼルは、欧州向けの『パナメーラ』に従来から設定。新エンジンは、従来比プラス50psという大幅なパワーアップを遂げている。
新開発のV型6気筒ターボディーゼルエンジンは、排気量は3.0リットルと変わらないが、最大出力は300ps/4000rpm、最大トルクは66.3kgm/1750-2500rpmを発生。従来の250ps、56.1kgmに対して、50ps、10.2kgmの出力向上を果たす。
ディーゼル特有の太いトルクのおかげで、パフォーマンスは優秀。新しいパナメーラ ディーゼルは、0-100km/h加速が0.8秒短縮して6.0秒、最高速は15km/h上回り259km/hに到達する。
また、欧州複合モード燃費は15.6km/リットル、CO2排出量は169g/km。欧州では2014年1月、発売される予定。