クライスラーグループ傘下のフィアットブランドノースアメリカは8月13日、フィアット『500カティーバ』(Cattiva)の概要を明らかにした。
同車は、フィアット『500』をベースにした特別モデル。カティーバとは、イタリア語で「わんぱく、それでいてクールな人」の意味。
外観は通常のフィアット500に対して、ブラックアウトされたヘッドランプ&テールランプ、専用16インチアルミホイール、ブラックルーフなどが特徴。スポイラーなどのエアロパーツも、あらかじめ工場出荷段階で装着され、スポーティさを強調する。
室内には、ブラック&グレーのスポーツシートを採用。シートには、シルバーのステッチが添えられる。ステアリングホイールやシフトノブは、専用のレザー仕上げ。オプションでレザーシートも選択可能。
搭載エンジンは、1.4リットル直列4気筒の自然吸気(最大出力101ps)と、ターボ(最大出力135ps)の2種類。フィアット500カティーバは8月16日、米国カリフォルニア州で開幕する「コンコルソ・イタリアーノ」で初公開された後、年内に米国市場で発売される。