ホンダは7月23日、MotoGPに参戦中のワークスマシン『RC213V』の開発において、元ホンダワークスライダーのケーシー・ストーナー氏をテストライダーとして採用したと発表した。
ストーナー氏は、レプソル・ホンダに在籍中の2011年に、自身2度目の世界チャンピオンを獲得し、2012年末に引退。同氏は、ツインリンクもてぎにて実施予定の、ワークスマシンRC213Vと、RC213Vをベースとした「MotoGP市販レーサー(仮称)」のサーキットテストに、今年は4回の参加を予定している。
ストーナー氏は「昨年の最終戦バレンシアGPでレースを引退して約7か月になるが、時折RC213Vに乗りたくなっていた。今回のオファーは、とてもうれしく思っている。MotoGPマシンにテストライダーとして再び乗れること、どこが進化したかを確認できることが、今からとても待ち遠しい」とコメントしている。