インディカーは7月3日、今週末の7月7日にポコノ・スピードウェイで行われる、ポコノ・インディーカー400・フューエルド・バイ・スノコのバーチャルラップの映像を公開した。
ポコノ・スピードウェイは2.5マイルのスーパースピードウェイで、三角形のシェイプを持ち、3つの対称的なターンを持つ。それぞれのターンは他のレーストラックまた別のものをモデルにしたもので、シャープで低いバンキングの中を運転することによって、他のスピードウェイに比べて微妙にスローなサーキットとなる。
車はメインストレートで約220マイル/時に達し、第1ターンに入って行く。トレントン・スピードウェイをモデルにした第1ターンは14度のバンクを持ち、車は微妙な減速を行なう。ドライバーはインサイドからのオーバーテイクを狙う。
第1ターンを抜けた車はメインストレートよりも若干短いストレートに侵入し、ここでは最高時速は220マイル/時を少し下回ることになる。そして次の第2ターンはインディアナポリス・モーター・スピードウェイをモデルにしたもので、8度のバンキングを持つので、ドライバーはできるだけ速いスピードを保つように努力する。ドライバーは第2ターンで出来るだけ低い位置をキープし、次のストレートでは215マイル/時のスピードを達成する。
ポコノはテクニックを要求するサーキットで、それはどんなドライバーをも疲労させる。セットアップは最も重要。ここでの勝者はテクニックに長けたドライバーと、大きく異なるターンをセットアップでクリアしたチームとなる。