ルノー、マルタ共和国のEV普及に協力

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ルノー・フルエンスZ.E.
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フランスの自動車大手、ルノーは6月27日、マルタ共和国政府との間で、マルタにおけるEVの普及に向けて協力することで合意したと発表した。

マルタ共和国は、地中海の島国。日産自動車とともに、EVの世界販売をリードするルノーが、マルタ共和国のEV普及に向けた取り組みを推進する。

具体的には、ルノーが乗用EVの『フルエンスZ.E.』10台と、商用EVの『カングーZ.E.』6台の合計16台のEVを、マルタ共和国政府へ納車。マルタ政府はEUの支援も受けながら、充電インフラの整備を進めていく。

マルタ政府の運輸大臣は、フランスのルノーZ.Eセンターを訪問。ルノーのEV全車に試乗した後、ルノーのBeatrice Foucher副社長との間で、調印式を行った。

フルエンスZ.E.は、モーターが最大出力95ps、最大トルク23kgmを発生。二次電池は蓄電容量22kWhのリチウムイオンバッテリーで、トランク部分にレイアウト。1回の充電での最大航続距離160km、最高速135km/h(リミッター作動)の性能を備える。

《森脇稔》

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