5月27日のマン島TTレースの予選走行中、事故で他界した松下ヨシナリ氏。31日、松下氏のオフィシャルサイトが更新され、事故の原因に関する情報が伝わってきた。
サイトでは、警察や大会主催者の公式発表ではないものとしているが、現場にいたマーシャルなどの証言による事故当時の状況を掲載している。
事故現場は、Ballacrye(バラクライ)と呼ばれる直線区間。事故は「バラクレイのジャンプスポットからジャンプした時、マシンが垂直でなく、リアがサイドに傾きそのまま着地した。そのために、かなり大きく左右に振られ、体勢を立て直せないままそのままクラッシュしてしまった」と、推測される。
現在、松下氏の遺体はマン島・ダグラスにある警察署で検視中、検視以降のスケジュール、日本での葬儀の日程などは、まったくの未定とのこと。
会場では、松下氏を偲び、他チームの監督やライダー、メカニックによりTシャツやステッカーが作成され配布されているという。