自動車関連の商品企画やパーツ製作、クレイモデル製作などから、風洞実験や各種樹脂成形までを手がけるテクニカル企業のモディーが製作した、キットカーの「ピウス」がスマートコミュニティジャパンに出品された。
小型の電気自動車はコスト面や必要性の低さから減速ギヤを採用しないことがほとんどだが、このピウスはあえて減速ギヤを採用しているところに教材的な要素を強く感じることができる。
搭載されるモーターは600Wでバッテリーは鉛蓄電池タイプ。電圧も36Vと低く、容量も38Ahと決して多くはない。しかし、フロントサスペンションはダブルウィッシュボーンを採用するなど、電気自動車だけでなくクルマの基本構造を知る上でもとても役に立つ構成となっている。