VWと第一汽車、広東省佛山合弁工場の第2期工事計画で合意

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第一汽車とVW首脳による調印式
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンと第一汽車(FAW)の中国合弁、一汽フォルクスワーゲンは5月26日、広東省佛山工場の第2期工事を行うことで合意したと発表した。

佛山工場は、一汽フォルクスワーゲンの生産拠点。フォルクスワーゲン車を生産しており、年内には新型アウディ『A3セダン』の生産も開始される予定。

今回公表された第2期工事計画により、佛山工場へのトータル投資額は153億元に拡大。第2期工事は今後3年をかけて行われ、工事が完成すれば、年産能力は30万台へ引き上げられる。将来的には、年産60万台を目指す方針。

一汽フォルクスワーゲンは現在、佛山工場を車体のプレス加工や塗装までを含めた一貫工場へ拡張させる工事を進めている。この拡張工事は、2013年8月に完了する予定。

同工場の第2期工事計画を進めることで、フォルクスワーゲンは中国市場でのシェアをさらに高めることを狙う。

《森脇稔》

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