米国のベンチャー企業で、プラグインハイブリッドスポーツカー、『カルマ』を製造・販売しているフィスカーオートモーティブ。現在、事実上の経営休止状態にある同社に、救済計画が持ち上がった。
これは5月24日、『ロイター』が報じたもの。同メディアが関係者から得た情報として、「ヘンリック・フィスカー氏が香港の富豪と共同で、フィスカーの救済を計画している」と伝えたのだ。
ヘンリック・フィスカー氏は、フィスカーの創業者で、カルマの生みの親。しかし、2013年3月13日、経営方針を巡る対立から、フィスカー社を去っている。
フィスカー社は現在、事実上の経営休止状態にある。同社は米国政府からの融資の返済を求められており、これが出来なければ、経営破綻する可能性もある。
ヘンリック・フィスカー氏は、どのようにフィスカー社を救済するのか。同メディアによると、同氏が香港の富豪でありフィスカーに出資している人物と共同で、米国政府からの融資を返済。フィスカーの経営破綻を食い止める計画だという。