米国IIHS(道路安全保険協会)の最新の衝突安全テストにおいて、最高評価の「2013トップセーフティピック+」に認定されたスバル(富士重工)の新型『フォレスター』。IIHSは、同車の新スモールオーバーラップテストの映像をネット上で公開した。
IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで実施。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価するというもの。
さらにIIHSでは、追突時のむち打ち確認テストと、横転を想定したルーフ強度テストも行う。また今回、新型フォレスターは、新スモールオーバーラップと呼ばれる新方式の前面オフセット衝突テストを受けた。これは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて固定バリアにぶつけるもの。実際の衝突事故に、より近づけるための追加テストだ。そして、IIHSは総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック+」に認定し、最高レベルの衝突安全性を認定している。
新型フォレスターの新スモールオーバーラップテストでは、ダミー人形の頭/首、胸、大腿部、足と全ての部位への傷害レベルが最小限で、GOOD(優)。ボディの安全構造に対する判定もGOOD(優)と、完璧な成績を残した。
この結果、新型フォレスターは総合評価が最高のGOOD(優)となり、2013トップセーフティピック+に認定。その高い衝突安全性能は、動画共有サイト経由で見ることができる。