トヨタ自動車のレクサスインターナショナルは5月16日夜、千葉県浦安市の浦安ヘリポートで同日発売した新型『IS』のパーティー形式のイベントを開いた。ドイツのニュルブルクに滞在中の豊田章男社長も現地からの中継でメッセージを寄せた。
イベントにはトレンド誌の編集者やモデルなど約400人が招かれ、新モデルの体験試乗や音楽のライブ、DJなどを楽しんだ。レクサス部門はこの4月からビジネスユニットとして、独立性をより高めた運営になっており、豊田社長がトップを兼務している。
豊田社長は19日から20日にかけて決勝が行われるニュルブルクリンク24時間耐久レースに参加のため、訪れているニュルブルクから実況でイベントに加わり「道がクルマをつくる。サーキットでは一番過酷なニュルブルクリンクの道を知ることで、『もっといいクルマ』づくりにつなげたい」と、レース活動の意義をアピールした。自らがハンドルを握るかどうかは「私自身は走りたいが、監督が決めること」と苦笑しながら応えた。